KOKOO「ドップラー」

振り返ることのできない男が追いかけ続ける物語とは? KOKOO『ドップラー』4月20日(火)からシアター風姿花伝で上演

宣伝美術:山本謙弘   KOKOOによる舞台「ドップラー」が4月20日(火)から東京都・シアター風姿花伝で上演される。   KOKOOは劇作家・演出家の越智良江が主宰する演劇ユニット。 2019年から単発のワークショップなどを開催して準備を進め、2021年1月にオーディションを開催。 ここで集まった13名の俳優たちが、声と身体を極限まで使って舞台を駆け巡る。 出演は天野翔太、池永里穂子、國松卓、小林よう、嶋田亮、下村りさ子、土井詩織、手代木花野、那須愛美、南舘優雄斗、諸星敦士、吉井翔子、吉田みずほ。 作・演出は越智良江が手がける。  

STORY 何も変わっていないはずなのに、通り過ぎた途端に変貌する。 そうしてついつい振り返ってしまう。 振り返ることのできない男が追いかけ続ける物語とは・・・ 「ドップラー」とは「ドップラー効果」のドップラー。 あの救急車の音を思い出す方も多いのでは? 演劇ユニットKOKOOがお届けする公演が2021年4月迫っている。オーディションで選ばれた俳優たちと、作・演出の越智良江が繰り出す走り続ける物語は、声と身体を極限まで駆使した体温が感じられる作品だ。 舞台は海に浮かぶ小さな孤島。盗っ人の罪で追われる身となった男。この島から飛び出し、世界を目指す。逃げ続け、追われ続け、追いかけ続けた世界はどこまで広がっていくのか・・・。あの昔話に着想を得て、発展させた物語はどこか懐かしく感じられる。今、この時だから書けた物語だと作者は語る。 昔々、一人の若者が釣れない魚を釣って、一人の母を養っておりました。 その日は、たいそうメデたい日で、国中が浮世に浮足立ち 開けてはいけない箱のオクニ、すっかり仕舞い込んでしまいました。 203個の秘密を持って、風に乗って逃げるパラシュートは置いてゆけ こぞって目指すのは誰もたどり着いたことのない新天地-
 
越智良江(作・演出) オーディションを経て、魅力的な俳優さんたちと作品を創ることが出来ました。この作品は、今だからこそかもしれません。笑いたい、とにかく笑いたい、なんだかしんどいものが見れない、書けない、できない、したくない、そんな1年で、それは、今のこの現実が大きすぎて、これ以上のものを演劇にすることが出来なかったのかもしれません。今、作れるもの、作りたいもの、見て欲しいものが「ドップラー」です。 こんな芝居があってもいいんじゃないかと思います。ぜひご来場ください。お待ちしております!
    本作は4月20日(火)から東京都・シアター風姿花伝で上演される。 なお、初回にあたる20日(火)19:00の回は、オンライン配信される。 詳細は公式サイトで。   (文:エントレ編集部)
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公演情報
KOKOO「ドップラー」 【作・演出】越智良江 【出演】天野翔太、池永里穂子、國松卓、小林よう、嶋田亮、下村りさ子、土井詩織、手代木花野、那須愛美、南舘優雄斗、諸星敦士、吉井翔子、吉田みずほ 2021年4月20日(火)~4月25日(日)/東京都・シアター風姿花伝 公式サイト KOKOO「ドップラー」 [dfads params=’groups=1569&limit=1&orderby=random’]
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