演出家とのディスカッションを重ね　生田絵梨花主演『MEAN GIRLS』開幕

『MEAN GIRLS』会見より
　

1月30日(月)東京建物 Brillia HALLにて開幕した『MEAN GIRLS』。
前日1月29日(日)には初日前会見が行われ生田絵梨花、田村芽実、石田ニコル、演出の小林香が出席した。

　
本作は、2004年にアメリカで制作された大ヒット映画のミュージカル版。2018年にブロードウェイで開幕し同年のトニー賞では最多の12部門でノミネートされた注目作。今回日本に初上陸となる。

初日前会見では、稽古場の様子や作品への思いが語られた。
今回主人公ケイディ役の生田は、演出の小林とよくディスカッションをおこなっていたと明かし、「ディスカッションをさせてくれる環境と香さんの”なんでも来い”という姿勢にすごく助けられた」と語る。その姿を見て、生田の親友役を演じる田村も「毎回新しいアイディアや演じ方を作っていかないとと感じた」と刺激を受けていた様子を語り、出演者同士が影響を与え合う良い空気感が感じられた。

　

『MEAN GIRLS』会見より生田絵梨花、石田ニコル

　
劇中では、学園内のアイドル的存在「プラスティックス」には”水曜日はピンク色を着る”というルールが存在する。稽古場でもそのルールを真似て、水曜日には稽古着や小物にピンク色のものを取り入れる習慣もあったようで、石田は「一体感があって、プラスティックスのルールも悪くないな」と語った。

出演者が揃えて口にした『MEAN GIRLS』の”ピンク”の世界観。
弱肉強食、女同士のバトルに巻き込まれながら、主人公が学園生活をどのように生き抜いていくのか注目だ。

詳細は公式サイトで。
https://musical-meangirls.jp/

　
（撮影・文：真来こはる）