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京都の老舗和菓子屋を舞台に繰り広げられる男女五人の物語 空降る飴玉社『ここは野分前夜、朱の麓』11月13日(土)、14日(日)に新宿眼科画廊で上演

空降る飴玉社『ここは野分前夜、朱の麓』   空降る飴玉社の灯点し頃シアター『ここは野分前夜、朱の麓』が11月13日(土)、14日(日)に新宿眼科画廊 スペース地下で上演される。   空降る飴玉社は加藤薫が脚本・演出を手掛ける演劇団体。2014年12月に結成。京都を拠点として活動を続けている。 大人になるにつれ「落ちこぼれてしまった」ものの中に潜む輝きを作品として「降らせる」ことをコンセプトに活動。日常の延長線上にあるドラマを、登場人物の繊細な会話と感情表現により「人生の切り抜き」として表現している。   空降る飴玉社『ここは野分前夜、朱の麓』京都公演時の舞台写真 空降る飴玉社『ここは野分前夜、朱の麓』京都公演時の舞台写真   『ここは野分前夜、朱の麓』は、京都の老舗和菓子店「繕朱軒(ぜんしゅけん)」の現代当主の次子・繕朱美萩(ぜんしゅ みはぎ)を中心に男女五人の様々な「日常」を描いた作品だ。 2021年10月に京都公演を上演。11月13日(土)、14日(日)に、新宿眼科画廊 スペース地下での東京公演が行われる。 出演は谷内一恵、サンシャ、多田祥太朗、音蔵乙葵、ナツミヨシムラ(劇団抜きにくい釘)の5人。 脚本・演出は加藤薫が手掛ける。   

STORY 怖くても、傷ついても、自分の為に生きひんとって思うたの 「繕朱軒(ぜんしゅけん)」は、京都で言わずと知れた老舗和菓子店だ。 現代当主の次子・繕朱 美萩(ぜんしゅ みはぎ)は、父と、次代当主の兄・雪嗣(ゆきつぐ)の度重なる衝突に、日々悩まされていた。 京の七夕が始まる八月初旬。 高校卒業以降、連絡が途絶えていた幼馴染の小川 修(おがわ しゅう)が東京から戻ってきた。 もう一人の幼馴染・文月 菜津朗(ふづき なつお)を含めた四人は十年振りの再会を果たす。 しかし、四人の関係は、幼馴染の一言で括るには少々複雑なものと化していた。 美萩の友人の柳堂 睦(やなぎどう むつ)を加えた五人の大人は、「家業」と家族、友人関係、恋愛から、互いに目を逸らしながら「日常」をこなしていく。 美萩は、それに不毛さを感じながらも、職人として生きる道を外された、自身の人生と運命に抗うことが出来ないでいた。 ある日、修が兄妹に和菓子のオーダーメイドの依頼に訪ねてくる。 これをきっかけに、消費され続けるだけだった日常は、現在いまを抗う物語へと変化していく。 先延ばしにされた叶えられるかもわからない夢 は、 見えない未来に絶望を深めていくだけ だと思っていた。 けれど、自身の運命は自身で変えるしかないのだ。 お盆、迎え火の夜、五人の運命に野分が吹き荒れる。
  チケットは現在販売中。 詳細は公式サイトで。   (文・エントレ編集部)  
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公演情報
空降る飴玉社の灯点し頃シアター『ここは野分前夜、朱の麓』 【脚本・演出】加藤 薫 【出演】谷内一恵、サンシャ、多田祥太朗、音蔵乙葵、ナツミヨシムラ(劇団抜きにくい釘) 2021年10月8日(金)~10日(日)/京都・東山青少年活動センター 創造活動室 2021年11月13日(土)、14日(日)/東京・新宿眼科画廊 スペース地下 公式サイト https://gekidanu.com/house-5 チケット https://www.quartet-online.net/ticket/hitomoshigoro2021-11tokyo [dfads params=’groups=1569&limit=1&orderby=random’]
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