佐藤勝利らが出演 ニール・サイモンによる心あたたまる自伝的名作『ブライトン・ビーチ回顧録』9月18日(土)から東京・京都で上演
『ブライトン・ビーチ回顧録』
PARCO PRODUCE『ブライトン・ビーチ回顧録』が9月18日(土)から東京芸術劇場 プレイハウスで、10月7日(木)から京都劇場で上演される。
アメリカ・ブロードウェイの名コメディ作家、ニール・サイモンの三部作、『ブライトン・ビーチ回顧録』『ビロクシー・ブルース』『ブロードウェイ・バウンド』。B・B三部作と呼ばれるこれらの作品は、ニール・サイモン自身を思わせるユージンを中心に描かれる青春成長物語で、ニール・サイモンの新境地を開いたといわれる作品だ。
その三部作の1作目となる『ブライトン・ビーチ回顧録』は、サイモンの少年時代を描いたとされている作品。1937年、ニューヨークのブライトン・ビーチに住む、貧しくもたくましく生きるユダヤ人一家と思春期を迎えたユージンの成長を描いている。
1985年にはPARCO劇場にて日本初演され大好評を博した。
今回上演されるのは日本初演で訳・演出を手がけた青井陽治による翻訳版。演出は小山ゆうなが手がける。
ユージン役は、本作が初の単独主演舞台となるSexy Zoneの佐藤勝利。
母ケイト役は松下由樹、兄スタンリー役は入野自由が演じる他、須藤理彩、川島海荷、岩田華怜、神保悟志が出演する。
STORY
第二次大戦前夜、
野球、セックス、勉強・・・揺れ動く多感な少年期の想い出と
家族愛を謳った心温まるニール・サイモンの自伝世界。
ニューヨークのブルックリン地区の南、中流の下の収入の人々が暮すブライトン・ビーチ。時は1937年9月。
人々は、深刻な不況と近づいてくる戦争の足音に、不安な日々を送っていた。思春期を迎えたユダヤ人の少年ユージン（佐藤勝利）は父ジャック（神保悟志）、母ケイト（松下由樹）、兄スタンリー（入野自由）の4人家族。ケイトの妹ブランチ（須藤理彩）が夫に先立たれ二人の娘を連れて居候している。
野球選手か作家になるのが夢で、毎日秘密の回顧録を書いているユージン。ケイトは身を粉にして働いてはいるが生活は苦しく、いつヒステリーが爆発してもおかしくない状態。従姉のノーラ（川島海荷）は、ブロードウェイの演出家に呼び出されて女優になると言い出し、ローリー（岩田華怜）は病気がちで本を読んでいるばかり。その上、スタンリーは正義感から同僚をかばい、この不況の中で失職しそうになる。ジャックは家族の問題を解決しようとするのだが…。
性に目覚め、戸惑いながらも成長してゆくユージンの目を通し、家族の姿がユーモラスに温かに描かれていく。時におかしく、時に真剣に、困難な時代に喧嘩や失敗を重ねながらも「自分」と「家族」を見出していく物語。
詳細は公式サイトで。
（文・エントレ編集部）
公演情報
PARCO PRODUCE『ブライトン・ビーチ回顧録』
【作】ニール・サイモン
【翻訳】青井陽治
【演出】小山ゆうな
【出演】
佐藤勝利(Sexy Zone) / 松下由樹 入野自由
須藤理彩 川島海荷 岩田華怜 神保悟志
2021年9月18日(土)〜10月3日(日)／東京芸術劇場 プレイハウス
2021年10月7日(木)〜13日(水)／京都劇場
公式サイト
https://stage.parco.jp/program/brightonbeach/
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