女たちの不協和音―中編『もっともらしく押す』『悪い手』2本立て公演 The Stone Ageヘンドリックス ツープラトン公演『2月の現状』2月20日~22日大阪市中央公会堂で上演
宣伝美術 朝田大輝 The Stone Ageヘンドリックス ツープラトン公演『2月の現状』in中央公会堂が2月20日(土)から大阪府・大阪中央公会堂 小集会室で上演される。 1998年夏、The Stone Ageを旗揚げ。2010年からは朝田大輝の作・演出による「The Stone Ageヘンドリックス」を開始した。 駅のホーム、ゾンビが暮らす山村、お通夜、天狗が見守る町、結婚前夜、13回忌、港町などを舞台に「笑って笑ってグッときて笑って終わる人情喜劇」を追求してきた。「笑いとドラマの奇跡の融合」を目指して活動を続けている。 「あんたバカね、また会いましょう」2019年10月25日トリイホールにて 今回は、劇団初の大阪市中央公会堂で、ツープラトン公演『2月の現状』と題し、「もっともらしく押す」「悪い手」を2本立てで上演する。
『もっともらしく押す』
部屋で飲みながらテレビを見てると、数年ぶりに妹から電話。
「今すぐニュース見て!」
与那国島行きの飛行機が落ちたらしい。
その搭乗者の中に、19年前に蒸発した母の名前があった。
真偽を確かめるべく、空港で再会する三姉妹。
それぞれがそれぞれの母と決着をつけるために……。
変化することが苦手な女たちが、人には「変われ」と背中を押す。
居なくなった母と三姉妹の、これまでと、これからの物語。
『悪い手』
引越しを機に、地域のボランティア団体「銀の鶴」に入会した純子。
「銀の鶴」は、アメリカで心臓移植手術を待つ少女に送る千羽鶴の追い込み作業中。
「きょうのノルマは1000やから」
会長の号令の下、真心そっちのけで鶴を折る幸子、佳苗、純子。
たわいもない会話をしながらも、順調に作業は進む。
「あったらでええねんけど、3000円貸してくれへん?」
この言葉を聞くまでは……。
悪手と分かっていても打つことをやめず、もがき続ける女たちの物語。
The Stone Ageヘンドリックス
昨年3月に上演予定だった「もっともらしく押す」はコロナの影響でを延期となっておりましたが、この度1年越しで同じキャストでの上演が叶います。「悪い手」は2019年に上演しました作品をブラッシュアップさせて初演と同じキャストで上演いたします。また、今回の公演は動画配信もいたします。ご観劇いただけましたら幸いです。
本作は2月20日(土)から大阪府・大阪中央公会堂 小集会室で上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
公演情報
The Stone Ageヘンドリックス ツープラトン公演『2月の現状』in中央公会堂
【作・演出】朝田大輝
【出演】
「もっともらしく押す」
武田操美(劇団鉛乃文檎) 西原希蓉美(満月動物園) 宮脇玲香(ババロワーズ) 竜崎だいち(羊とドラコ)
「悪い手」
武田操美(劇団鉛乃文檎) 田中志保(May) ハシグチメグミ(パイのミ) ヤマサキエリカ
2021年2月20日(土)~2月22日(月)/大阪府・大阪中央公会堂 小集会室
公式サイト
The Stone Ageヘンドリックス
チケット
カルテットオンライン
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