ロックでおバカで笑えてカッコいい! 生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくら等が出演の劇団☆新感線『偽義経冥界歌』いよいよ2月15日から東京公演!
劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より 劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』の記者会見が行われた。出演は生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくらなど。 『偽義経冥界歌』は座付き作家・中島かずきによる約5年ぶりのいのうえ歌舞伎シリーズ完全新作。物語のモチーフは“奥州三代”と“義経黄金伝説”。 源義経の、偽物説、影武者説といったドラマティックなエピソードをベースに、義経が実際に奥州に匿われていたという史実と、奥州三代の盛衰の行方を絡めつつ物語は展開。主人公の偽義経を中心としながらも、まるで群像劇のような、それぞれの人間ドラマも堪能できる。さらに新感線ならではの笑いたっぷり、殺陣、アクション満載の王道エンターテインメントだ。 主人公の偽義経<源九郎義経>を演じる生田斗真をはじめ、りょう、早乙女友貴、中山優馬、藤原さくら、山内圭哉、三宅弘城、橋本さとしが出演。粟根まこと等の劇団員も多数出演する。 (C)2019『偽義経冥界歌』/ヴィレッヂ・劇団☆新感線 [撮影:田中亜紀] 大阪公演、金沢公演、松本公演は既に2019年春に上演し、好評のうちに千穐楽を迎えた。 そしていよいよ、2020年2月15日からTBS赤坂ACTシアターで東京公演、4月4日からは博多座での公演が始まる。 本作の上演に先立って、記者会見が行われた。各人の挨拶は以下の通り。 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より 中島かずき 中島かずき(脚本) 『生田斗真くんとは「スサノオ -神の剣の物語-」(2002年)の時、彼が高校生の時に出会って以来、ずっと書き下ろしでやりたいと思っていました。どういう役をやってもらおうかと思っていたけど、結局おバカな役になってしまって、あいすまんという感じです。でもとても魅力的な役になっております。実際に大阪公演で見て、光に満ちた舞台になっていると思いました。プロデューサーから短くしろと厳命を受けたので、短くしています。』 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より いのうえひでのり いのうえひでのり(演出) 『この作品の前は、豊洲でグルグル回っていたので、普通のプロセニアムの舞台でやるのは斗真が主演だった「Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~」以来3年ぶりです。また、中島くんが書くいのうえ歌舞伎としては「蒼の乱」以来5年ぶりだったので、いろいろドキドキしていました。大阪で幕を開けてみたら、今のお客さんにも受け入れてもらえて、金沢、松本公演もとても楽しい公演でした。 だけど、気合も入っていたので詰め込み過ぎて、歴代でも立ち回りが一番多い作品になってしまったんです・・・。今回は10分くらい削って、ブラッシュアップしてさらに面白くなると思います。クオリティはぐっと上がっていると思います。』 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より 生田斗真 生田斗真 『昨年、大阪、金沢、松本で上演させて頂いて、たくさんのお客様に喜んで頂けたという実感がありますし、さらにクオリティの上がった状態でご覧頂けるんじゃないかなと思っています。いのうえさんが作りたい劇団☆新感線であるし、お客さんが観たい劇団☆新感線のお芝居が出来上がったと思うので、楽しみにして頂けたらなと思っています。このお揃いの鯉口シャツはみんなで同じものを着てチームワークを高めようということです。りょうさんの旦那さんのBRAHMAN TOSHI-LOWさんがグッズで鯉口シャツを作っていたんです。TOSHI-LOWさんに「パクっていいですか?」と聞いたらお許しを頂いて、作りました。』 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より りょう りょう 『昨年の公演では土地土地の空気を感じながら新たな発見がありましたので、今年も楽しみにしております。生田斗真さんは全体をすごく見てくれている素晴らしい座長だと思います。稽古の時も「もっとこうしたらいいんじゃないか?」と伝えて下さいますし、本当に頼りにしています。』 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より 中山優馬 中山優馬 『昨年の公演がすごく楽しくて、終わってしまうのがもったいないような気持ちでした。なので、今年はさらに公演数も増えるので喜んでいます。ここに登壇する前に、このシャツを斗真くんがコロコロしてくれたのでキレイな状態で出てくることができました。ありがとうございます!初めての新感線の現場は最初はビビっていたんですけど、いのうえさんを筆頭にゲラゲラ笑いながら作っていたので、すごく安心しました。今は、毎日稽古場に来るのが楽しみです。』 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より 藤原さくら 藤原さくら 『初めての舞台が新感線ということで、大変光栄に思っています。私は《大陸渡りの歌歌い・静歌》という役なんですが、歌がカギになっている作品なんです。大阪・金沢・松本では歌わなかった歌が増えていたり、新しい試みもありますので、精一杯歌わせて頂きます。』 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より 粟根まこと 粟根まこと 『昨年に引き続きまして、正室の北条政子と、側室のおかめの方との間で振り回される情けない頼朝を演じております。立ち回りがとても多かったんですが、今回はそれをそぎ落としてシンプルにしていっています。でも私は立ち回りの手は2手しかなくて、あとはただ逃げ回るという役なので、今年も精一杯逃げまわりたいと思います。』 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より 山内圭哉 山内圭哉 『昨年は大阪公演で幕が開けたこともあって、お客さんも盛り上がって頂けていいスタートが切れました。今年は東京ですから、気を引き締めて稽古し直しているところです。三宅さんだけがこの作品の稽古初めてなんですよ。ついつい置いてけぼりにしがちなんですよ。「なんで でけへんねん!」みたいなね。コンビの役なので守って行きたいと思います。』 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より 早乙女友貴 早乙女友貴 『昨年、「蒼の乱」以来で出演させて頂いて、楽しかったですがやっぱり新感線って大変だなと思いました。この間の29公演で7Kgくらい落ちてガリガリになっちゃって。僕がインディ高橋さんが演じる干殻火(ひからび)さんみたいになっちゃったんです。今回は69公演もあるんですが、楽しみながらエネルギーを出していきたいなと思います。』 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より 三宅弘城 三宅弘城 『今まで新感線でやらせて頂いた役は、うつけ者とロボットしかなかったんですけど、今回初めて比較的まともな人間をやらせて頂きます。まともな人のせりふってこんなに難しいんだなって。武蔵坊弁慶ということで、長い錫杖での立ち回りも初めてですし、博多座・ACTシアターも初めてです。50歳を過ぎてここまで初めてづくしなのはなかなかないと思うので、幸せを感じながら苦戦しております。頑張ります。』 劇団☆新感線『偽義経冥界歌』記者会見より 橋本さとし 橋本さとし 『劇団☆新感線に出る時に、まずスイッチが入るのが「ロック魂」なんですよね。劇団☆新感線には僕の大好きなものが詰め込まれています。ロック、おバカでカッコいい、笑い、そしてちょっとグッとくるところ。それが全部詰め込まれているのがこの「偽義経冥界歌」だと思います。これぞ劇団☆新感線というのを観に来て頂きたいと思います。健康第一で頑張りたいと思います!』
東京公演は2月15日(土)からTBS赤坂ACTシアターで上演。その後、福岡・博多座で4月4日(土)から上演される。 【東京公演】立見券のご案内はこちら 詳細は公式サイトで。 (撮影:越前葵、文:エントレ編集部)
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